こんにちは。
フリーランス美容師の西山です。
僕がカットする時に気をつけている事の一つに、ボリューム調整があります。
クセがあり、多毛で硬毛な方がお客様に施術をすることが多いということもあり、
ボリュームダウンをする事が普段からとても多く、「すく」「間引く」「量をとる」
ということがとても多いです。
長年そういったお客様のお悩みを解決していく中で生まれた考え方の一つに
【髪を減らして見た目も小さくし扱いやすいヘアスタイルにする】
というものがあります。
なぜそう言った考えになったかと言いますと、
【髪の量をとる人】の特徴→
間引きすぎて毛先がスカスカになるとクセが出やすく毛先が傷みやすい人。
【量をとって欲しい人】の特徴→
ボリュームが出やすく頭が大きく見える人。
【ボリュームが出て見える人】の特徴→
クセが出やすく広がって見える人。
【髪が広がって見える人】の特徴→
クセが強いのでスタイリングが難しくヘアスタイルが扱いづらい人。
というような悩みを持っていらっしゃる方が一部いらっしゃいます。
その悩みに向き合わないと問題が解決しなかった経緯があります。
様々な美容師さんがいて様々なカット理論や、施術の方法がある中で
僕はそこに重点を置くように心がけて施術をしております。
では一体どのよう事に気をつけてそのようにスタイルを作っていくのかと言いますと
次のようなポイントが挙げられます。
【POINT 1】カウンセリングと触診
頭の形を綺麗に見せる上で大切になってくるのが、現状はどう見える頭なのか?
という事。
頭の形は人それぞれで100人の人がいればほぼ100人が違う頭の形です。
ですのでその方に合わせ、どのポイントをどれくらいの量を調整すると綺麗に見えてくるのか判断しないと施術ができません。
カウンセリングを通して、
・どのポイントが気になっているのか?
・どこらへんがどうなって欲しいのか?
・どのように見せたいのか?
などを把握、
触診を通して、
・本人が気がついていないポイントを共有する。
・このポイントをこうするとこう見えるというアドバイス。
・どのポイントのどこの部分がコンプレックスの原因かを把握する。
というようなことを判断し、
それらの材料を元に施術に入っていきます。
カウンセリングと触診はヘアスタイルや気になっているポイントを把握していく第一歩目
の施術となります。
長くなってきたので続きは次のブログで書きたいと思います。
ではまた。
Comments